天草海産 養殖『祖父から父、そして私へ。代々受け継がれる想い。陸上養殖のパイオニア「天草海産」3代目が手掛ける伊勢神宮に奉納された「最高級とらふぐと藍うなぎ」。』かたりばvol.18

取材🎤文章💻撮影📸:太田弘樹(一部写真はご提供いただきました)

東京ドーム5.5個分の広さを誇る天草海産の陸上養殖場。
〇2月9日は「フグの日」。天草海産が手掛ける「最高級とらふぐ」はいかがですか?
寒い日が続いていますね⁉こんな時はお鍋を囲んで温まりたいと思いませんか?しかも皆さん、そのお鍋が美味しい「ふぐ鍋」だったら、めっちゃ嬉しいですよね⁉たんぱくながらも上品な旨味、ふっくらとしたあの食感。〆の雑炊まで余すことなく味わえるその美味しさに舌鼓、もう堪りません!!確かにお安くはないんですが、せっかく私達のふるさと上天草で育った美味しいふぐがあるんですから、食べないなんてもったいないと思いませんか?さらに皆さん、2月9日は語呂合わせで「ふぐの日」。なんという巡り合わせでしょうか⁉これはもう食べるしかありません(笑)。今回ご紹介する天草海産が手掛ける「天草トラフグ」、なんと日本で最も格式の高いあの伊勢神宮への奉納品としても選出されたという誉れ高き絶品「とらふぐ」なんです。

2月9日は語呂合わせで「ふぐの日」。地元で育った美味しい「天草とらふぐ」で鍋しませんか?
〇食通を唸らせる美味しさの秘訣は、天草の海の恵みと生産者としてのあくなき探求心。
天草海産が養殖業に着手したのは、今から43年前のことです。車エビやヒラメから始まった魚の養殖。とらふぐの陸上養殖に挑戦したのは1998年。「成功するはずがない」・・・、そんな心ない言葉を掛けられながらも、「海への環境負荷がより少なく、それでいて赤潮などの影響を受けにくい」というやり方こそがこれからの養殖業の進むべき道だと信じ、取り組まれたと言います。3代目・雄三社長はお話しされます。
『軌道に乗るまでは失敗と苦労の連続だったと聞いています。それでもめげずに陸上養殖という新たなジャンルへ、果敢に挑戦した祖父と父にはほんとに頭が下がります。だからこそいつしかうちは「陸上養殖のパイオニア」と言われるようになったのでしょうね。もちろん大変だった時、手を差し伸べて下さった同業者の皆さんへの感謝の気持ちは一生忘れることはありません。本当にありがとうございます。』
現在では有名ホテルや百貨店との取引を始め、北は北海道から南は沖縄まで全国各地からの注文が後を絶たないそうです。そして2022年、そんな天草海産が手掛ける「天草とらふぐ」と「藍うなぎ」が、なんと日本で最も格式の高いあの伊勢神宮への奉納品としても選出されるという快挙を達成されました。
『祖父から父、そして私へと代々受け継がれてきた養殖業に対する想いやその頑張りが報われた気がしました。一緒に仕事するスタッフたちにも心から感謝したいです。』

2年間愛情込めて育てる「天草とらふぐ」。徹底管理され、特大サイズのとらふぐへと成長します
天草海産のとらふぐは、刺身で食べると気持ち良い歯ごたえ、火を通すとふっくらモチモチした食感で、上品で優しい甘みと旨味がお口の中へと広がります。まさに絶品な味わいなんです。その美味しさの秘訣は、天草の海の恵みと生産者としてのあくなき探求心にあると言います。
『天草の恵みとも言えるミネラル豊富な海水を用いて陸上養殖をしているんですが、ポンプで水流を作り出すことによってそれに逆らって泳ぐから身が引き締まるんです。さらにエサにもこだわっていて、10数年に渡って改良を重ねてきたウコン、乳酸菌、アミノ酸などをブレンドした餌を使用しています。とにかくとらふぐにとって最適な環境になるよう日々、フグと対話しながら健康的に育つよう心掛けています。』
独特な表現で養殖業に対するこだわりについてお話しされる3代目・雄三社長。
『魚はしゃべらない。だからこそ気づいてあげないといけないんです。餌の食べ方、泳ぎ方、色合いなどちょっとした変化も見逃さず体調を整えてあげる事が大切なんです。それが魚の声を聞く養殖道です。』

餌の食べ方、泳ぎ方、色合いなどちょっとした変化も見逃さず体調を整えてあげる事が大事。

10数年に渡って改良を重ねてきたウコン、乳酸菌、アミノ酸などをブレンドした餌を使用
もちろん魚だけでなく、スタッフとの対話も常に大切にし、社員たちの自主性と責任感を育みながら、会社一丸となって養殖業に取り組んでいらっしゃいます。一切の手間と愛情を惜しまず、こだわりを持って魚たちと向き合う日々。その甲斐あって現在、天草海産の「ふぐとうなぎ」は、有名百貨店やホテル、ミシュラン掲載店を中心に、全国の料理人や食通を唸らせる美味しさをお届けできているのでしょうね⁉

天草のミネラル豊富な海水と専用のエサ。徹底管理されながら2年間愛情込めて育てます。

皿の色が透けるような薄引きの刺身。ブリンブリンした食感と上品な旨味が広がります。

海水養殖うなぎ「藍うなぎ」。身がふっくらとしていて旨味が強いのが特徴です。
〇海と生き、自然を味方につけながら。歩みを止めない創業43年の天草海産。
石材業から養殖の世界へと果敢に飛び込んだ初代。誰もが二の足を踏んでいた「とらふぐやうなぎの陸上養殖」に挑戦し、今の礎を作った2代目。そんな初代、2代目の想いを受け継ぎながら熊本に「天草海産あり」と認知されるまでに事業を成長させてきた3代目・太田雄三さんは最後に、こうお話しされました。
『天然とらふぐの繁殖地として有名な天草は、とらふぐ養殖に最適な宝の海なんです。そんな海と共に生き、自然に感謝しながら、これまでの成果に決して胡坐をかかず、歩みを止めず進み続ける。それが天草海産なんです。健康で美味しいとらふぐを追求する私たちの取り組みに終わりはありません。』
日本最大級の陸上養殖場で、20万匹の「天草とらふぐ」、15万匹の「藍うなぎ」を養殖している43年目を迎える天草海産。天草の海の恵みやエサへのこだわり、陸上養殖のパイオニアとして培ってきた匠の技と経験を基に愛情込めて育てた絶品「とらふぐ」と「うなぎ」、是非皆さんご賞味下さい。贈答品としてもおススメですよ(^^♪

天草とらふぐセット。刺身・お鍋用のフグの切り身、だし昆布、特製のゆずぽん付き

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