雲仙天草国立公園「天草地域」指定70年、天草五橋開通60年という節目を迎えたこの地域に暮らす1人として。『この情報サイトばっ!を通して伝えたい、そして次の世代へとつなげたい想い。』かたりばvol.28

報告📢:太田弘樹~1957年頃の上天草の風景(天草市立天草アーカイブズ提供)~
〇雲仙天草国立公園「天草地域」指定70年、天草五橋開通60年。
日本初の国立公園の一つとして1934年に「雲仙国立公園」が誕生。その22年後の1956年7月20日、天草地域と鹿児島県長島・獅子島などが追加指定されて「雲仙・天草国立公園」となりました。今から70年前のことです。牛深港にはたくさんの漁船が並び、帆を張りながら船が小ヶ瀬あたりを移動し、千巌山から見える景色には家は殆どなく、山のてっぺんまでキレイに手入れされた段々畑が広がっている・・・、そんな時代でした。

1955年頃の牛深港(天草市立天草アーカイブズ提供)

1955年頃の天草町の小ヶ瀬(天草市立天草アーカイブズ提供)

1934年頃の千巌山からの眺め(天草市立天草アーカイブズ提供)
それから10年後の1966年9月24日、九州本土と天草諸島をつなぐ五つの橋「天草五橋」が開通しました。その総延長は17.4km、真珠の養殖がさかんな地域ということから天草パールラインと名付けられました。この夢のかけ橋の実現には、「二人の森さん」の多大なる功績があったからこそ。樋島村長だった森国久さんが「離島天草」の窮状を訴えて離島振興法で天草が指定されたのを契機に、天草架橋運動が始まり、熊本県議会議員だった森慈秀さんが天草架橋の必要性を訴え続けことによって、人々の心が突き動かされ、着工に至ったと言います。総事業費約32.3億円、約4年の歳月を費やし、ついに夢の架橋が完成しました。

1965年頃 建設中の1号橋「天門橋」(天草市立天草アーカイブズ提供)

1965年頃 建設中の2号橋「大矢野橋」(天草市立天草アーカイブズ提供)

1965年頃 建設中の3号橋「中の橋」(天草市立天草アーカイブズ提供)

1965年頃 建設中の4号橋「前島橋」(天草市立天草アーカイブズ提供)

開通後まもない頃の5号橋「松島橋」(天草市立天草アーカイブズ提供)
開業当初は有料で普通車は800円。計画では償還期間30年を見込んでいたそうですが、開通以来天草への観光客が急増、わずか9年間で償還が完了して、その後、無料化されたそうです。建設当時は日本一と言われる最新の技術を惜しみなく注がれて造られた天草五橋は、天草に住む私たちにとっては自慢であり、橋を渡りながら望める景色は大切なふるさとの風景となっています。

天草五橋が一望できる千巌山からの眺め(上天草市提供)
〇情報サイトばっ!を通して伝えたい、次の世代へとつなげたい想い。
そんな雲仙天草国立公園「天草地域」指定70年、天草五橋開通60年という記念すべき年を迎えた天草地域は、熊本県の西部に位置している上天草市・天草市・苓北町の2市1町からなる海に面した場所です。エメラルドグリーンの海に囲まれた大小120の島々から成り立つ、自然と歴史、文化が美しく融合した地域で、宝島とも呼ばれています。温暖な気候に恵まれて野生のイルカウォッチングも楽しめる、そんなのんびりとした島時間が流れる、まさに心癒される場所です。また最近ではこれまでにないリゾート感溢れる施設やカフェなどが評判を呼び、魅力的な「海の観光地」としても人気を博しています。

世界文化遺産の崎津教会をはじめ、南蛮文化や歴史が色濃く残る地域です。

イルカとの遭遇率90%を超える天草地域。約200頭のミナミハンドウイルカが生育している。

東シナ海・有明海・八代海・不知火海。それぞれの表情を持つ海景色が楽しめるのも魅力。

豊富な海の幸をはじめ、天草黒牛・天草大王・天草梅肉ポークなど絶品食材が揃っている。

海のアクティビティも充実。様々な海遊びが楽しめるのはもちろん山に登ると絶景に出会える。
そんな天草エリアに住む人々にスポットをあてた『人が主役の情報サイト』・・・それがこの情報サイト“ばっ!”です。このサイトで主役となるのは、ずばり『人』です。この地域に居を構えて『暮らし、働き、育み、守る』人達。そんな魅力ある人々を通して、
・この地域ならではの『空気感や想い』を熱量持ってお伝えする“場(ば)”
・島々を結ぶ橋の様に他の地域や人々との絆を結ぶ『かけ橋』となるようなつながりとしての“場(ば)”
・新たな魅力を再発見する時のワクワクドキドキするような驚きの“ばっ!”
を提供できる様なサイトになればとの思いで始めたのがこのサイトです。

去年7月27日に開設して早9ヶ月。アポどりから取材・写真撮影・記事原稿の作成・サイトへの掲載作業に至るまで全て一人で取り組んできました。写真がピンボケで使えなかったり、大事なことを聞き忘れていたり、原稿作成が捗らず頭を抱えることもたくさんありました。かなり生みの苦しみもありましたが、これまでに味わったことのない“やりがいと達成感”を享受することが出来たのも事実です。このサイトには取材させていただいた方々のたくさんの笑顔が溢れています。十人十色という言葉があるように、取材したお一人お一人にそれぞれのドラマがありました。想いがありました。まさに「みんな違って、みんないい」。このサイトを通してつくづく感じたのは「人は尊い」ということ。そこに人の想いがある限り、希望が生まれ、道が開ける。天草の魅力と言えば、“豊かな自然・気持ちいい温泉・美味しいグルメ”ですが、私がそこに是非とも加えたいのが“天草で暮らす人々”のあふれんばかりの魅力です。まさに「人は財産、人は宝なり」です。この地域の未来はきっと明るいはず、だってあんなにも生き生きとした人生を送っている素敵な笑顔の皆さんがたくさんいらっしゃるんだから!天草エリアに住む人々にスポットをあてた『人が主役の情報サイトばっ!』。これからもそんな「人」を通して、この天草エリアの魅力をたくさんの方にお届けして参りたいと思います。
『あの人に会いたい。この地域っておもしろそう。天草に住んでみたい・・・。』
『天草のファンを増やすきっかけのポータルサイト』になることを目指して!これからもよろしくお願いします。
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